アコースティックギターを弾くうえで、重要なのは弦です。まず弦選びでの悩みは、太さ(ゲージ)、ブランド、素材、価格などなど。
各メーカーから多くの弦が発売されているので、200種類以上はあるのではないでしょうか。多くの種類からどの弦を選ぶかは大変ですよね。
みなさんはどのようにして決めてますか?弦を選ぶために、まず決めるポイントをお話します。
1、ゲージ(弦の太さ)
弦の太さは大きく4種類に分かれます。
それぞれのゲージを参考に書きます。
ゲージによって張力が変わるため、弦の押えやすさ、音が変わります。
エキストラライト
ゲージ:010.014.023.030.039.047
カスタムライト
ゲージ:011.015.023.032.042.052
ライト
ゲージ:012.016.025.032.042.054
ミディアム
ゲージ:013.017.026.035.045.056
ブランドによって誤差はありますが、自分の弾きやすい太さを選んでから
ブランドを探してみてはいかがでしょうか。
2、主な弦のブランド
- Elixir( NANOWEB Phosphor Bronze Light)
- D’addario(EJ16)
- Martin(MA540T)
などが有名ですが
- ERNIE BALL(2146REGULAR SLIMKY)
- Gibson(SAG-MB12)
- DR(VTA-12)
- Yamaha(FS520)
- JOHN PEARSE(#200L)
- DARCO(D220)
など他にもいろいろなメーカーがあります。
3、素材
BRONZE11(ブロンズ)
ブロンズ弦は黄色ががかった色をしています。
銅80%/スズ20%の配合が主流で、中低域がしっかりと出て輪郭がはっきりしているのが特徴です。
落ち着いた音色でバランスが良く鳴る印象です。
ギターの音色をそのまま表現してくれます。
PHOSPHOR BRONZE(フォスファーブロンズ)
銅にリンを加えられた素材でできており、少し赤みのかかった金色です。
ブライトなサウンドが特徴で、ブロンズ弦に比べるとジャリっとしたドンシャリサウンドです。
煌びやかで弦の主張がブロンズに比べると強いイメージです。
コンパウンド弦
巻き弦の芯線にシルクを使い、柔らかい素材でできています。
とても弦を押さえやすく、初心者の方にオススメです。
テンションも弱い弦のため,ビンテージなどのギターにも張られる事が多いです。
コンパウンド弦はYAMAHAやMartinから発売されています。
そういえば余談ですが、MARTINからTITANIUM CORE(チタニウムコア弦)MTCN-160が発売されました。
ナント!!!お値段が!!!1セット¥5,000 程します。
破格の値段です。いつか張ってみたいと思いますが、音はどうなのでしょうか?
気になる方は参考に。
4、まとめ
ギターの弦を選ぶには
- 太さ(ゲージ)
- ブランド
- 素材
をまず選んでみて試してみてはいかがでしょうか。
もちろん私も、全ての弦を試した事は無いのですが、弦によっても音色は大きく変わりますし,ギターとの相性もあるような気がします。
音色も好みがあるので、みなさんもお気に入りの弦を見つけてください!
次回はさらに掘り下げて説明させてください。