買ってはいけないギターの見極め方
不具合の確認ポイント

買ってはいけないギター ギター
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こんにちは、nanaoです。

今回は前回ブログ→初めてギターを購入する際の注意点でふれた、絶対に買ってはいけないギターの見極め方についてお話します。
毎日、何十本とギターを見ていると中には調整が効かないギターがあるのです。。製造段階でパーツに不具合があるものや、ギターが出来上がってから販売されるまでの期間に、木材に不具合が出るものもあります。すぐれている商品でも、楽器店の店頭や倉庫などの管理状況によってギターは大きく変化します。
これからお話しする状態のギターには注意してください。

1ネックがまっすぐにならないギター

ネックには反らないように補強するためにトラスロッドという鉄の棒が指板の下に入ってます。このギター内の鉄芯を回すことで軽度なネックの反りを調整できる仕組みになっています。ネックが反っている状態を、順ゾリ状態、逆ゾリ状態とよく言います。トラスロッドの先には六角形のナットが付いており、これを回して、締めたり、緩めたりすることで調整できるのですが、低価格な商品などは、ごく稀にトラスロッドの調整が効かない商品があります。

2トップの木材が変形している

ギターの表面のことをトップと言います。このトップの木材が、弦の張力や*力木の不具合によって、表板が変形しているギターがあります。アコースティックギターの表板は完全にフラットではありませんが、波うっていたり、極端に盛り上がっているものは避けましょう。

*力木(チカラギ)とは・・・表板の裏に木を貼ることで、表板の補強と音色を作っている構造。ブレーシングともいう。

3サドルの高さが低すぎる

サドルという、ギターの弦を支えるパーツがあります。サドルは、アコースティックギターの中では非常に重要なパーツ部分です。音にも調整にも大きな影響のある重要なパーツなのです。先程、お話したネックの反りやトップの変形なども、サドルの調整である程度は調整が効きます。ですが、サドルの高さには限りがあります。高サドルを削っているギターは要注意です!サドルは低くなりすぎると、音に張りが無くなりギター本来の良さが出なくなります。

4 まとめ

まず、サドルの高さが十分にあるのか?を見て,押さえやすさやトップの木材の状況などチェックしましょう。

不安な場合は店員さんにチェックしてもらいましょう。実際に弾けなくても左手で押さえてみて、弦高などの高さ、ネックの状況などをチェックしてもらうと良いです。弦高は前回の【初めてギターを購入する際の注意点】でもお伝えしましたが、12フレットで6弦側2.5mm/1弦側で2.0mmがベストだと思います。高くても6弦側で3.2mm/1弦側で2.5mmでしょう。

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