こんにちは、nanaoです。
今日は楽器店のスタッフがお客様にお薦めするギターとはどんなギターなのか?をお伝えしていきます。
また、その他、選ぶ際の注意点も合わせてお話します。
結論から申しますと、楽器店のオススメのギターとは、、
お店のオリジナルギターです!つまり、、お店にとって高利益の商品です!
もちろん全てのお店ではなく一部のお店ですが、いろいろな選択肢を並べて接客する時には、販売側の頭の中には、必ず1本ごとの利益のイメージがあります。
一概に “利益が高いもの=よくない商品” ではないですが、楽器店の本心を見極めて購入する楽器を選びましょう。
まず始めに申し上げたいのですが、今からお話しする商品は、悪い商品ではありません。決して購入するのがダメな物という訳でもないです。
ですが、自分が気に入った音や見た目で納得のできる物であれば良いと思いますが、そのまま販売員の口車にのらないように注意する事も大事です。
では、
オリジナルギターとは
どんな物があるのか?
について、1つづつ解説していきます。
楽器店が作るオリジナルブランドの楽器
楽器店が作るオリジナルブランドの楽器とは何か。
大手楽器店であれば、楽器店独自のブランドを持ってます。特に初心者モデルが多いです。
その中でも中国製が多く、OEMの工場で作らせているため、工場から直接仕入れをする事でコストを抑えることができます。コストを安価に抑え、仕入先を通さないことで楽器店にとって販売した際の利益が多い商品なのです。
メーカーへ製作依頼をしているモデル
自社ブランドではない大手のメーカーへ、会社や店鋪から製作依頼をしているモデルです。
各会社やお店単位で見積もりをとり、コストと販売価格を独自で決めることで利益を確保しています。他社に無い規格の商品をオーダーするため、競争相手がいないため、販売価格も上げて実際に売るケースが多いです。
木材やスペック、カラーリングなどを変更しているモデルが多いのも特徴です。
メーカーが独自に製作・販売している商品
海外のギターブランドなどで、卸しているお店を限定しているモデルです。
また、メーカーが日本限定品や数量限定等で製作販売することもあります。
つまり、特定の楽器店のみしか販売を許していないブランドやモデルのことです。
こちらも希少価値を売りに、利益率が高い商品を小売店に納品しているパターンが多いです
その他、選ぶ際の注意点
アコースティックギターの場合は、表板の色もナチュラルがほとんどですが、少し、色見が茶色っぽいものもあります。
新品時より色をつけているモデル(バーストカラーなど)は良いですが,店頭に長期間展示されている商品で色ヤケしているものも中にはあります。
ただ、色が焼けているだけなら良いのですが、長く展示されている商品には、試奏キズやぶつけたキズなど、楽器の状態も悪くなっているものが多いです。
特に、ギター自体に難があり修理をしていた可能性もあるので、必ず不安な事は店員に確認しましょう。ある程度の価格帯のギターはシリアルナンバーから年代がわかるようになってますので、製作時期も確認するようにしましょう。
《まとめ》
楽器店の店員からのお薦めギターは、一概にお客様自身にとって最適な商品とは限りません。
ギターだけでなく、どの販売されている商品にも言えることだと思います。
物を販売をする側にとっては、利益のことを考えるのは当たり前ですので、店員の本心を知った上で、楽器を選べたら良いですね。
重要な事は楽器店スタッフの意見よりも、自分で判断する事です。欲しい音色やブランド、見た目、弾き心地など総合的に判断して、決めてほしいです。
みなさまが良いお買い物ができると嬉しいです。