こんにちは、nanaoです。
今日は、これから楽器店で勤めたいと考えている方への参考までに、楽器店の仕事について書いていきます。
まず、皆さんは楽器店の仕事ってどんなイメージでしょうか?
自分がどのような仕事をしたいのか?によって合うかが変わります。
どんな仕事にでも言えることですが、まずは、自分が何をしたいのか?を考えてみて下さい。
大手楽器店と地方楽器店の仕事内容
楽器店によって、従業員に求める事は異なります。
例えば、大手楽器店と地方のお店では仕事の内容も変わります。
大手楽器店での仕事とは様々な仕事があります。
どの業界もですが、業務の分業性も大手の特徴です。
店頭での販売職はもちろんですが、人事、経理、WEBショップ部署などに分かれます。
会社の社員数も多く、それぞれの部署の専門性が追求されます。
逆に地方の楽器店では、スタッフ数も多くなく,1人で様々な仕事ができる人材を求められます。
例えば、楽器販売しながら修理・調整をしたり、自社サイト・楽器専門サイトの更新などです。
教室を運営している会社では、教室の生徒さん向けの対応だけでなく、仕入れた商品を検品をしたり陳列したりと、日々業務としてあります。
商品の知識に関しては、店頭にある全ての商品を接客できるように幅広い商品知識を必要とします。
様々な仕事を全般したいのであれば小さい楽器店を、1つの業務を極めたいのであれば大手を選ぶことが望ましいと思います。
雇用形態
楽器業界の雇用形態は、正社員だけでなくバイトとして働く人も多いイメージです。
その分、バンドや家事、兼業したりなど、好きな事に励んでいる人もいます。
シフト性であれば、時間にも融通が利くこともあります。
ですが、店頭での販売メインの業務であれば、人手が足りない楽器店も多いため、忙しく仕事がきつく感じることもあるかもしれません。
また、バイトや契約社員を経て正社員になる人もいます。
働いてみないとわからないことは多いですが、正社員を希望するのであれば、募集は少なめなので、なかなか狭き道かもしれません。
楽器店の仕事
楽器販売職
楽器店の仕事で、1番イメージを持てるのは楽器の販売ではないでしょうか。
楽器店へ来店いただけるお客様に、様々な楽器の特徴や商品説明をして販売するのが販売職の仕事です。
楽器の良さやお客様と直接話して接客をすることにやりがいや楽しみを感じることができます。
楽器販売をしたい場合は、どこの楽器店が向いているか、実際に客として接客をうけてみてもいいかもしれません。また、店頭で様子を見ることもできます。
教室運営
音楽教室の受付業務も楽器店のメインの仕事の1つです。
大手の楽器店であれば、音楽教室を別の部署としていて、教室の受付や講師との連絡・生徒への対応などの教室運営の業務のみを行うこともあります。
小さな楽器店であれば、店頭の楽器販売と併用して教室運営を行っていることもあります。
営業
楽器店の仕事の中には、お客様に直接楽器を販売している、馴染みのある仕事だけでなく、楽器店に楽器を販売する営業職があります。
会社によっても両方の部署がある会社もありますが、多くはどちらかになります。
営業職のある会社は、楽器のブランド・メーカー・海外製品の代理店をしている会社や、楽器商社(卸業者)です。
営業職の仕事は、楽器店へ新製品の案内や、店頭に自社の製品(楽器等)を置いてもらえる様に、楽器店の店員と商談する事です。注文をもらった商品を楽器店への納品することがメインです。
事務職・経理など
もちろん、会社なので、事務的な仕事も少しではあります。
楽器を好きでなくても、経理やWEB製作、仕入部門など内部のお仕事です。
ですが、事務系の仕事の求人は、楽器店では少ないイメージです。
専門的な知識は苦手だけれど、少しだけ楽器に携わってみたいと考える方にはいいかもしれません。
ネットショップ部門
インターネットが普及し、近年ではWEBショップが当たり前となってきました。
楽器のネットショップも多くあり、ネット販売が主の会社もあります。
サイトへ新製品を載せるだけでなく、マーケティングや、商品の検品・配送業務なども行う場合もあるでしょう。
最近のネット需要の高まりによって、必要とされてきている部署ではあります。
大きい会社であれば、配送専門の部署での求人もあるかもしれません。
修理・リペア部門
専門学校などで製作を学び、就職を目指したい方もいると思います。
楽器店には楽器を修理する部署がある会社が多いです。
メーカーが対応する場合もありますが、自社で修理部署を持っている会社もあります。
楽器は繊細ですので、修理は様々で、忙しい部署にはなりますが、学びながら技術を習得できます。
楽器を作りたい方や修理を習得したい方は
楽器製作家を目指したい方は、工房がオススメです。
自分の作りたい楽器によっても異なりますが、日本で製作されている商品であれば、そのブランドがどこで作られていて、何と言う会社名かを調べて、求人がないかを確認しましょう。
求人情報が見当たらない時は、直接電話やメールで問い合わせてみてもいいかもしれません。
まとめ
楽器店といっても、楽器の販売以外にもいろいろな業務がありますので、自分の得意分野を伸ばしていけるような会社を探してみて下さい。
また、ギターリストやベーシスト、ドラマーなど、得意な楽器をさらに追求したい方には大手楽器店の販売職がオススメです。
大手楽器店では入社後、得意分野の楽器を担当する事が多く、専門性に特化している方向けです。
とことん、得意な楽器を追求して専門性を高める天職と言えるでしょう。
就職先によって求める人材は変わってくると思いますが、日々好きな物に触れて仕事が出来る事は楽しい事です。
興味のある方は是非がんばりましょう!