こんにちは、nanaoです。
先日からのシリーズとして今日はGibsonギターについて書いていきます。
ー前回までの参考ー
Taylorギターについて
Martinギターについて
GIBSONギターの歴史
GIBSONギターは、1902年にオーヴィル・ヘンリー・ギブソンによって設立。
1920年代からアーチトップ・ギターを製作してます。
アコースティックギターの代表的モデルの『J-45』は、1942年に発売し、品番の45は当時の価格が45ドルだったことから名付けられました。
マーチンのドレットノートサイズとは違い,ボディーのネックサイドが丸みを帯びたラウンドショルダーと呼ばれるボディー形状が特徴です。
1947年には、J-45のナチュラルフィニッシュカラーのJ-50も発売されました。
ギブソンギターの危機
2018年にギブソンの経営破綻ニュースが流れ、びっくりしたことは記憶に新しいでしょう。
確か、負債金額は5億ドルと言われておりました。
当時はもうギブソンのギターが手に入らなくなるかもしれないと思われた方が購入を急いでいたことです。
音響機器メーカーのオンキヨーに資本参加し、さらにティアックを子会社化、Cakewalk社を買収、フィリップスの音響機器部門を買収したりと多くの企業の買収が失敗の結果になったと言われています。
オートチューニングシステム!?
2015年に、エレキギターにG-FORCEと呼ばれるオートチューニングシステムを採用し、日本ではかなり不評だった事が思い出されます。
当時お店に来られたお客さんから普通のペグのモデルはないの?と聞かれたり、購入後に交換される方が多くいらっしゃいました。
この時期には、販売数は大きく激減しました。
販売代理店問題!?
日本の市場では、2006年の12月末まで山野楽器が輸入代理店をしていました。
2007年からはGibsonUSA出資の日本法人、ギブソンジャパンが設立されます。
ギブソンジャパンの設立により当時、日本でも代理店問題があり、大手楽器店にのみ供給される契約となったのです。
実際に販売をする楽器店に対して、年間での楽器の仕入れノルマがあり、資金のある楽器店のみが展開できることとなります。
ですから、小さな楽器店では大量の在庫を仕入れる契約は不可能なので、大きな楽器店のみでGIBSONギターが扱われることになったのです。
その後も毎年のように契約更新があり、大手楽器店の中でも扱える会社が毎年変わっていきました。
その後、大手楽器店以外にも販売できるようにと、キョーリツコーポレーションが販売代理店となったことで、地方の楽器店にもGIBSONが並ぶようになりました。
現在はキクタニミュージックが販売代理をしています。
最後に
マーチンやテイラーギターは、アコースティックギターが中心ですが、ギブソンはエレキギターもアコースティックギターも人気があります。
なんといってもかっこいいですよね!
アコースティックのモデルではJ45、J-50以外にも、ハミングバード、ダヴなども人気があります。
山崎まさよしさんも使われてたサザンジャンボや、ゆずの北川さんが弾かれていたJ-160Eなども有名です。
エレキギターでは多くのシグネチャーモデルを発売しているB‘Zの松本氏などが長年使われてます。
他にも書ききれないほどのアーティストからの支持があります。
ぜひ1本は持っておきたいギターですね。